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古代エジプトの美術 平穏と幸せへの願い

会期

2024.02.27〜2025.02.09

展示室

展示室1

厳しい自然環境、病気や戦争といった様々な試練をうけながらも古代エジプト人は、多くの神をよりどころとして日々の暮らしの安寧を求め、来世での復活を願いました。冥界の神オシリス、猫の頭を持つバステト女神など人々の心を支えた神々の小像を展示します。

供物を運ぶ人々の浮彫 古王国時代 第5-6王朝 高40.0㎝

古代エジプトでは、死後もあの世(来世)で楽しく生き続けることができると考えられていましたが、生前と同じように食物が必要でした。この浮彫には、墓の主人が来世で豊かな食事ができるよう、従者たちがたくさんの食物を運び込む様子が表されています。

バステト女神 末期王朝時代 高39.5㎝

胸に、ラーの眼の模様が表現された猫の姿の女神。歓喜や音楽、妊婦の守り神です。末期王朝時代、猫は神の使いとしてとても大切にされました。

オシリス 末期王朝時代  高26.7
ハルポクラテス像 末期王朝時代 もしくは、プトレマイオス朝時代初期 高23.5
ホルス 末期王朝時代 第26王朝 高22.9

■作品リストはこちら(展示室1 ケース内)

【イベント情報】ギャラリートーク  2025年1月18日(土)14時より開催(30~40分程度)

 ロビー中央の《ペネロープ》をご覧いただいた後、「古代エジプトの美術 平穏と幸せへの願い」を中心に簡単な解説を行います。お気軽にご参加くださいませ。