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再開記念展 松岡コレクションの真髄 「古代ギリシア・ローマ大理石彫刻」展
会場:展示室1壁面ケース
会期:2022.01.26 ~ 04.17
再開館より1階ロビーに新たな常設展示、「アルテミス」が加わりました。展示室1では、これに合わせヘレニズム、ローマ期の大理石彫刻を8点出品いたします。
これらの作品が将来されたきっかけは、1974(昭和49)年のこと。初代館長 松岡清次郎は、オークション参加のため頻繁に海外へ出掛けるうちに、日本で目にすることの少なかったギリシア・ローマの古代遺物に強い関心を示すようになりました。その行動は迅速で、上記の「アルテミス」をはじめ、以前からの常設展示である《ゼウス》、《アフロディテ》、さらに、このほど展示室1に出品される《アレキサンダー大王胸像》、《ファウスティナ(小)頭部》も同年コレクションとなった品々です。今回は《アフロディテ頭部》、《プラウティラ》などを加えた計8点を展示します。
展示作品一覧
- アレキサンダー大王胸像 ヘレニズム期 紀元前3世紀頃
- アフロディテ頭部 ヘレニズム期 紀元前3世紀頃
- アフロディテ頭部 ヘレニズム期 紀元前3世紀頃
- アフロディテ ローマ期 紀元前1世紀頃
- ヘルメス頭部 ローマ期 2世紀頃
- ファウスティナ(大)頭部 ローマ期 3世紀頃
- ファウスティナ(小)頭部 ローマ期 3世紀頃
- プラウティラ ローマ期 3世紀後半